広島市中心部のランドマーク「基町クレド パセーラ」11階に位置するNTTクレドホール。音楽ライブや人気声優のトークショー、展示即売会、企業カンファレンスまで幅広く開催される多目的ホールですが、初めて訪れる来場者からは「フラットフロアで見晴らしはどうなのか」「高層階への移動やコインロッカー事情はどうなっているのか」といった疑問が多く寄せられています。
複合商業ビルの最上層に位置するという特殊な構造上、一般的な専用劇場やアリーナとは異なる動線管理や視認性の特徴が存在します。本稿では、現地取材データや参加者のリアルな証言をもとに、キャパシティ、座席表ごとの見え方、主要交通機関からのアクセスルート、混雑回避のポイントまで徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:最大収容人数はオールスタンディング時で約1,000名、着席シアター形式で約500〜600席の可変型平床(フラット)ホール。
- 要点2:アストラムライン「県庁前駅」および「広島バスセンター」に直結しており、雨天時でも傘を差さずにパセーラ11階までアクセス可能。
- 要点3:フラットフロア特有の後方視界の遮蔽や終演後のエレベーター混雑など、ビルイン型ホールならではの盲点には事前対策が必須。
【座席表とキャパ】NTTクレドホールの収容人数とステージの見え方
NTTクレドホールは、総面積約730㎡、天井高約6.0mを誇る無柱空間です。イベントの性質に応じてレイアウトが柔軟に変更されるため、催事ごとにキャパシティと視界が大きく変化します。
基本レイアウトごとの収容人数(キャパ)は以下の通りです。
- オールスタンディング(ライブ・フェス形式):最大約1,000名
- シアター形式(パイプ椅子等の着席):約500〜600席(ステージ規模により変動)
- スクール形式(机+椅子):約300〜360席
- フラット展示・即売会形式:ブース設営規模に応じた可変運用
フロアは完全な平床(段差なし)設計となっており、固定席はありません。そのため、公演ごとの「見え方」には明確な特徴があります。
【前方〜中間列(1〜10列目付近)の視界】
ステージ高がしっかり確保されている公演では、演者との距離が非常に近く、圧倒的な臨場感を味わえます。会場の横幅が適度であるため、端寄りのブロックであっても極端な角度がつかず、視界のストレスは最小限に抑えられます。
【後方列(15列目以降)の視界と注意点】
段差がない平床構造であるため、前の座席に座る観客の座高や体格によって、ステージ中央の足元や演者の胸元から下が遮られるケースが発生します。特に着席公演で互い違い(千鳥配置)になっていない配席の場合、センターラインの視界が頭部で塞がれやすくなります。後方列から観覧する場合は、倍率6〜8倍程度の軽量双眼鏡を用意しておくと表情のニュアンスまで正確に捉えられます。
【徹底比較】NTTクレドホールの施設スペックと利用環境データ
イベントホールとしての基本性能と利用時の快適性を客観的に評価するため、同規模ホールとの比較データをまとめました。
| 項目 | 詳細・数値データ | 一般的な基準・相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 最大キャパシティ | スタンディング約1,000人 / 着席約600人 | 中規模ホール(500〜1,500人) | 地方都市の中規模公演・ファンミに最適な密着感 |
| フロア構造 | フラット平床(無柱・天井高約6.0m) | 傾斜階段式または平床 | 柱の死角はないが、後方席の視界遮蔽に留意 |
| 交通アクセス | 県庁前駅・バスセンター直結 | 最寄駅から徒歩5〜15分 | 広島県内トップクラスの全天候型アクセス性 |
| 周辺飲食・待機環境 | パセーラ・そごう・紙屋町地下街直通 | 周辺商業施設に依存 | 開演前の時間調整・カフェ確保が極めて容易 |
【アクセス完全ガイド】県庁前駅・広島バスセンター直結ルートの利便性
NTTクレドホールが入居する「基町クレド(パセーラ)」は、広島市中区基町の中枢に位置し、公共交通機関の結束点となっています。
1. アストラムラインを利用する場合
「県庁前駅」の改札を出て、地下連絡通路を経由して基町クレド・パセーラへ直結。地下フロアからエレベーターで直接11階へ上がることができます。
2. 高速バス・路線バスを利用する場合
「広島バスセンター」(そごう広島店3階)に到着後、連絡通路を通って隣接する基町クレド・パセーラへ移動可能。雨天時でも傘を開くことなく入場できます。県外や広島空港からのアクセスにおいて、バスセンター直結は大きな強みです。
3. JR広島駅からのアクセス
JR広島駅南口から以下の手段を選択できます。
- 路面電車(広島電鉄):「原爆ドーム前」または「紙屋町西」電停下車、徒歩約3〜5分。
- 路線バス:広島駅南口バスターミナルより「紙屋町」「県庁前」方面行きに乗車、約8〜10分。
- 徒歩:城南通り経由で約20〜25分。
【現場検証】コインロッカー・駐車場・エレベーター混雑のリアル
実際にNTTクレドホールを訪れた来場者の口コミや現場観察から見えてきた、利用上の重要ポイントを検証します。
【コインロッカーのキャパ不足問題】
11階ホールホワイエ(ロビー)に設置されているロッカーは数に限りがあり、スタンディング公演では即座に満杯になります。荷物が多い遠征組は、広島駅構内、広島バスセンター内、または紙屋町地下街「シャレオ」のコインロッカーに事前預け入れを行っておくのが鉄則です。
【終演後のエレベーター渋滞】
基町クレド11階という高層フロアに位置するため、公演終了後は約600〜1,000名が一斉に退場動線へ集中します。エレベーターの収容能力を超えるため、待機列が長くなる傾向があります。急ぎの移動がある場合は、低層階までエスカレーターを乗り継いで下りるか、規制退場の案内を前もって確認しておきましょう。
【駐車場の利便性と混雑】
基町クレド地下には「基町クレドパーキング」(約400台収容・24時間営業)が完備されています。パセーラ各店舗や周辺提携店舗での利用金額に応じた割引サービスも適用されますが、週末や大型連休は紙屋町エリア全体の駐車場が混雑するため、公共交通機関の利用が推奨されます。
一般に知られていない盲点とネットの誤解
ネット上のレビューやSNSで散見される誤認について、客観的な視点から実態を整理します。
誤解①:「どの席からでも距離が近いから段差がなくても問題ない」
確かにアリーナ規模に比べれば物理的距離は近いものの、完全フラットなフロア設計であるため、前の人の頭部で演者の立ち位置が遮られる「ブラインド」は発生します。特に後方列の中央席では、センターマイクが見えにくくなる場面があります。平床ホールの特性を前提とした服装や心構えが必要です。
誤解②:「11階のホール前で長時間の開場待ちができる」
ホワイエは清潔で洗練された空間ですが、待機人数には消防法上の制限があります。入場整理券の番号ごとの呼び出しや整列は、非常階段スペースや下層フロアの屋外テラスなどへ誘導されるケースがあります。天候や季節に応じた体温調整ができる服装で向かうことが大切です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
NTTクレドホールでのイベント参加・利用において、適性を分けるポイントは以下の通りです。
【おすすめできる人】
- 新幹線や高速バスを利用して遠征し、迷わず短時間で会場に到着したい人
- 開演前後の時間を商業施設(カフェ・飲食店)で快適に過ごしたい人
- 演者との物理的距離が近い中規模空間ならではの一体感を味わいたい人
【慎重に対策すべき人】
- 前列の視界遮蔽が極端に気になる低身長の観客(後方列の場合は厚底靴や双眼鏡等の対策が必要)
- 終演直後に新幹線や飛行機の出発時刻が迫っており、退場遅延が許されないスケジュールを組んでいる人
【NTTクレドホール】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:NTTクレドホールの最新イベントスケジュールはどこで確認できますか?
A1:基町クレド・パセーラの公式サイト内「イベント情報」ページ、または各催事の主催者公式特設サイトにて随時告知されます。
Q2:スタンディング公演の際、会場内に持ち込める手荷物に制限はありますか?
A2:主催者の規定によりますが、床面がフラットで密集度が高まるため、キャリーケースなどの大型荷物の客席内持ち込みは原則禁止されます。地下街や駅の大型ロッカーを利用してください。
Q3:車椅子での来場やバリアフリー対応はどうなっていますか?
A3:基町クレド館内はエレベーターおよび多目的トイレが完備された完全バリアフリー設計です。車椅子専用鑑賞スペースの配置については、チケット購入後に各公演の主催窓口へ事前申請を行ってください。
Q4:会場周辺で時間を潰せるカフェや電源スポットはありますか?
A4:パセーラ館内、そごう広島店、紙屋町シャレオ内に多数のカフェやファストフード店が営業しています。フリーWi-Fiや電源席を備えた店舗も充実しています。
まとめ:万全の事前準備でNTTクレドホールを快適に楽しむ
広島市中心部という圧倒的な好立地にあり、高いアクセス性と快適な周辺環境を兼ね備えたNTTクレドホール。フラットフロア特有の視認性の特徴や、高層階ならではの退場混雑といったポイントを事前に把握しておけば、トラブルなくイベントの魅力を最大限に満喫できます。
遠征計画を立てる際は、ロッカー確保の段取りや終演後の移動時間に余裕を持たせ、万全のコンディションで会場へ足を運んでください。 (出典: ntt クレド ホール(Yahoo!ニュース))